千葉県いすみ市で通常の米より収穫時期の早い極早生米「五百川」の田植えが始まりました。
21日午前8時半ごろ、いすみ市にある農家では青空のもと、極早生品種「五百川」の田植えが始まりました。
高さ15センチほどに真っすぐ育った苗が田植え機で等間隔に植えられていきます。
例年は「春分の日」に合わせて田植えをしていますが、今年は仏滅を避けるために1日ずらしたということです。
新田野ファームの藤平正一社長によりますと、通常の新米の収穫時期よりも早い時期に収穫できる極早生品種を約50ヘクタール、東京ドーム約10.5個分に相当する田んぼに植える予定だということです。
新田野ファーム 藤平正一社長 「今年はできるだけ早くね、お客さんが早く作れよ、早く作れよって。最低でもこの品種は植えてから刈り取りまで100日から110日で稲刈りができると思いますので皆さん、もう少々お待ち下さい」
新田野ファームでの五百川の収穫時期は7月下旬ごろを予定していて、収穫量は約500キロを見込んでいるということです。