新生活が始まったこの時期に多い電車内での痴漢を防ごうと、警視庁や東京都などが痴漢への警戒や防止を呼び掛けました。
通勤ラッシュの時間帯に電車内が満員になることも多い池袋駅で、痴漢をなくそうと啓発活動をしたのは高校生や都の職員、警察官らです。
参加した高校生 「このキャンペーンを通して少しでも痴漢の被害に遭う方を減らし、皆さんの理解と、痴漢を絶対に許さないという考えを持っていただけたら幸いです。たくさんの人に痴漢被害の危険性と、新入生などの新生活を社会全体で痴漢被害から守る必要があるということを伝えられるよう本日は頑張りたいと思います」
2024年度の都の調査では痴漢被害に遭った人は4月が最も多く、次は5月でした。
警視庁の防犯アプリ「デジポリス」では声をあげなくても周囲に痴漢の被害を訴えることができます。
また、今回初めて1都3県共同による啓発動画をSNS上で発信するということです。