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女児死なせた78歳男性が自宅訪れ謝罪 遺族「立ってるだけで反省伝わらない」

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 静岡県浜松市で軽トラックが児童4人をはね、小学生の女の子が亡くなった事故から1カ月です。運転していた高齢の男性が謝罪するため、初めて遺族のもとを訪れました。

■「本当に申し訳ない」78歳運転手が謝罪

事故を起こした運転手(78) 「どんな償いをしても、取り返しのつかないことをしてしまった。本当に申し訳ないと思っています」

 突然の事故で亡くなった、当時8歳の石川琴陽さん。

琴陽さんの祖母 「3月24日で時が止まった感じ。いつもニコニコ笑っていて、人懐こくて、とにかく優しい子。どこかにいるんだという気持ちもあって、とにかく受け止められない」

 琴陽さんの10歳の姉も一時意識不明の重体に。その後退院しましたが、頭を骨折し、まだ外で遊ぶことはできません。

 軽トラックを運転していた78歳の男性は、処分保留で釈放され在宅で捜査が進んでいますが、4日に遺族のもとに謝罪に訪れ、その後取材に応じました。

事故を起こした運転手 「(衝突の)5秒くらい前かな、20メートルくらい手前の所から意識がなくなって。持病が心臓がドキドキして、前に小学生の子どもらがいるのは気がつきませんでした」 「(Q.どの時点で事故が起きたと気づいたか?)ぶつかって止まった時です」

■運転手謝罪も「反省伝わらない」遺族憤り

 軽トラックを運転していた男性は、心臓に持病があり、事故の数週間前にも症状が出ていたと明かしました。

事故を起こした運転手 「3月のはじめに2~3秒『おっ』となった時があるくらい」 「(Q.その時、病院に行って運転をやめようとは?)2~3秒で治ったから、そのままにしておきました」

 この時、運転をやめていれば命が失われることはなかったかもしれません。

琴陽さんの叔母 「ずっと黙っている。立っているだけで、誠意というか反省すら伝わらない。相手に対しては琴陽に謝れと」

(「グッド!モーニング」2025年5月6日放送分より)

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