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日大元副学長の賠償請求を棄却 パワハラ認められず 東京地裁

社会

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 日本大学の元副学長が林真理子理事長からパワーハラスメントを受けたと訴えている裁判で、東京地裁は元副学長側の請求を退ける判決を言い渡しました。

 日大アメフト部での薬物事件の対応を巡り、林真理子理事長から学内の会議への出席を拒まれるなどのパワハラを受けたとして、澤田康広元副学長が1000万円の損害賠償を求めて東京地裁に裁判を起こしていました。

 9日の判決で東京地裁は「執行部会の方針は会議への出席を禁止するものであったとまでは評価できない」と指摘しました。

 そのうえで「パワハラを理由とする不法行為が成立するとの澤田氏側の主張は前提を欠く」などとして、澤田元副学長側の請求を退けました。

 判決を受け、澤田元副学長は「会議体のルールを全く無視した不当な判決であり、また、事実認定においても明確な事実誤認があるので、控訴をして高等裁判所の正当な判断を仰ぎます」とコメントしています。

 林理事長は「妥当な結論をいただき、感謝申し上げます」としています。

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