自覚症状のない無症候性心筋虚血と診断された上皇さまについて、心臓に負荷が掛かり過ぎぬよう、筋力を維持する運動の量を減らしていると側近が明かしました。
側近によりますと、上皇さまは上皇后さまと一緒に仙洞御所の中での運動を退院2日後の12日から再開されました。
そのメニューは「歩くこと」「足の筋肉を強化する運動をすること」「数段の階段の上り下り」の3つで、側近は歩く距離を短くし、運動量も減らしたうえで、それぞれの間に休憩を取り、呼吸や脈拍などを確認していることを明らかにしました。
日々、こうした運動を午前中にされていて、休憩も含めて30分余りだということです。
午後は赤坂御苑内をご夫妻で散策されています。
上皇さまは体調にお変わりはないものの、一定程度以上の運動負荷が掛かると心筋への血流が不十分となる無症候性心筋虚血と診断されていました。