パレスチナ・ガザ地区におよそ2カ月半ぶりに支援物資が届けられましたが、イスラエル軍は攻勢を強めています。
支援物資を積んだトラック5台が19日、およそ2カ月半ぶりにガザ地区に入りました。
イスラエル政府が飢餓対策として限定的に供給を再開した形です。
国連で人道問題を担当するフレッチャー事務次長は「大海の一滴にすぎない」と指摘し、ただちに全面的な支援を拡充するよう求めました。
一方、ネタニヤフ首相はイスラム組織ハマスによる支援物資の略奪を阻止し、ガザ全域の「制圧を目指す」と強調しています。
地上侵攻を再開したイスラエル軍は攻勢を強めていて、19日だけで少なくとも91人が死亡したということです。