パレスチナ・ガザ地区の停戦を巡ってサウジアラビアとフランスがイスラム組織ハマスに対し、条件付きでの武装解除を提案していることが分かりました。
ブルームバーグは22日、情報筋の話として、サウジアラビアがハマス側と接触を図っていると報じました。
サウジアラビアはフランスとともにハマスに対し、武装解除の代わりに停戦後もガザ地区での政治的な影響力を保持させる案を計画しているとしています。
フランスは6月にニューヨークでパレスチナ問題に関する国際会議をサウジアラビアとともに開く予定です。
マクロン大統領は、この会議に合わせてパレスチナを国家として承認する考えを表明していました。
これまでアメリカが主導してきたパレスチナ国家を樹立してイスラエルと共存させる「2国家解決」を推し進めたい考えです。