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東京メトロなど ロンドン地下鉄の運営事業に参画

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 東京メトロなどの合弁会社が25日からイギリス・ロンドンの地下鉄の運営事業に携わります。

 ロンドン市交通局によりますと、東京メトロと住友商事など3社が設立した合弁会社が25日から地下鉄エリザベス線の運営に携わります。

 東京メトロからは2名が派遣され、業務の最適化などを進めるということです。

ロンドン市交通局 エリザベス線ダイレクター ハワード・スミス氏 「私たちは、鉄道を効率的に運営できる団体を探していました。定時運行と優れた顧客サービスを提供できることが条件でした。日本や東京で目にした定時運行が徹底され成功した鉄道の事例を念頭に置いていました。東京の優れた事例から学び、その良い影響をエリザベス線に反映させ、さらに良い路線に進化させる方法を模索します」

 東京メトロが海外の鉄道の運営事業に参画するのは初めてで、契約期間は最長で9年半です。

利用者 「新たな視点で問題点を把握することは間違いなく役立ちますね」 「(日本を訪れた友人が)鉄道を利用し、素晴らしさを絶賛しています。(東京メトロの参画は)間違いなく良いことです。他路線にも参画してほしいですね。ロンドンには多くの古い路線があり、更新が必要だから」

 エリザベス線はロンドンの地下鉄で43年ぶりの新線として3年前に全線開通し、エリザベス女王の在位70年を記念して命名されました。

 ヒースロー空港にも乗り入れ、イギリスで乗客数が多い路線の一つで、2030年に新しい駅の開設や増便を予定しています。

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