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丸亀城の石垣復旧 工期をさらに3年延長、事業費も増額へ 完了は2031年3月に 香川

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 7年前の西日本豪雨などで崩れた丸亀城石垣の復旧工事の工期が、さらに3年延長になり事業費も増えることが明らかになりました。

 国の史跡、丸亀城は2018年の7月の西日本豪雨などで城の南西側の「帯曲輪」と「三の丸」の石垣が高さ31mにわたり崩れました。

 現在1万個以上の石を積み上げる復旧工事が進められていますが、崩れた石全てを復旧工事に転用できないことが分かりました。

(記者リポート)
「去年8月から石垣の積み上げ作業が行われてきましたが、転用することができず、新たに1600個ほど石を製作することが必要になりました」

 丸亀市が2日に開いた専門部会で、石の調達個数が増えたことや、人件費の高騰などから工期をさらに3年延長、2031年3月までとし、事業費は33.5億円増えて86億円になることが明らかになりました。

(丸亀城石垣復旧専門部会[香川大学創造工学部 教授]/山中稔 部会長)
「素晴らしいものを確実に後世に伝えていく。それが我々の役目だと思っている」

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