神奈川県警は6月1日から15日までを「痴漢対策強化期間」と位置付け、地元の鉄道会社と横浜Fマリノスと連携して県民に防犯などの呼び掛けを行いました。
神奈川県内では、痴漢や盗撮の被害が3年連続で700件を超えています。
県警は京浜急行電鉄や相模鉄道など、県内を走る鉄道会社と協力し、6月15日までを「痴漢対策強化期間」として防犯キャンペーンを行っています。
2日には地元サッカークラブの横浜Fマリノス・朴一圭選手(35)が痴漢・盗撮撲滅大使に任命され、県民に注意を呼び掛けました。
県警は痴漢・盗撮行為に気が付いたら、周囲の人が被害者に「大丈夫ですか?」などと声かけをしてほしいとしています。
また、スマートフォンに「ちかんです。助けてください」と助けを求める画面などを表示できる防犯アプリ“かながわポリス”の利用も呼び掛けています。