小泉農水大臣が日本酒メーカーや加工業者向けに備蓄米の放出を検討していることを明らかにしました。
「日本酒づくりに励んでいる皆さんからは『酒米が高い』『足りない』こういった声が届いているのは事実です。何かしらの対応を考えなければいけない」
政府は91万トンあった備蓄米のうち、競争入札で31万トン、30万トンは随意契約での放出にあてることを決めています。
小泉大臣は残りの30万トンなどについて「あらゆる選択肢を考える」としています。
備蓄米を日本酒メーカーやみそなどの加工業者向けに放出することも含め、調整しているもようです。
一方、随意契約で備蓄米を調達したファミリーマートは予定を前倒しし、5日から東京と大阪の一部店舗で販売します。
4日朝、備蓄米が精米工場に届き、精米や袋詰めの作業が行われました。