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「点検商法」詐欺未遂事件 約130万人分の闇名簿を押収 うち約1.2万人は香川に住む人

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 いわゆる「点検商法」で金をだまし取ろうとした疑いで、香川県警が男3人を逮捕しました。犯行に利用したとみられる「闇名簿」には、全国の130万人ほどの個人情報が記されていました。

 香川県警が押収したUSBメモリと、中に入っていた名簿です。全国の130万人ほどの氏名や住所、電話番号などが記載されていました。このうち約1万2000人が香川県に住む人だということです。

 警察は、2日までに詐欺未遂の疑いで東京都港区の無職の男(34)を再逮捕、札幌市の無職の男(30)と派遣社員の男(24)を逮捕しました。

 警察によりますと、3人は共謀して2024年8月、愛媛県の70代の女性の家を訪れ、必要がない分電盤の交換工事を持ち掛けて75万円をだまし取ろうとした疑いがもたれています。

 女性が不審に思って契約を解除し、被害はありませんでした。

 警察は、3人が匿名・流動型犯罪グループ、いわいる「トクリュウ」のメンバーとみていて認否を明らかにしていません。

 押収した「闇名簿」は、主犯格とみられる男が知人女性に預けていたもので、警察は犯行に使ったとみて名簿の入手経路や余罪について調べています。

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