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「遺族に寄り添った支援を」危険ドラッグ事故で娘を亡くした遺族が講演 高松市

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 11年前に交通事故で娘を失った遺族が講演し、遺族に寄り添った被害者支援の必要性を訴えました。

 講演会には、警察学校の初任科生や、被害者支援に携わる警察官や県の職員など、185人が参加しました。

 講演したのは、秋山隆志さんと妻の裕紀子さん。2人の娘、実久さんは2014年危険ドラッグを使った男が運転する車にはねられ、その9日後に亡くなりました。

(交通事故遺族/秋山裕紀子さん)
「娘と私たちの未来はもがれたという風に私は思っています。受刑者に対しての憎しみは正直に言ってなくならないです」

 隆志さんは実久さんが事故に遭った当時の様子を、裕紀子さんは2024年3月に「心情等伝達制度」を使って加害者に質問した経験などを話し、遺族の心情に寄り添った支援が必要だと訴えました。

(警察学校の初任科生)
「警察官や刑務官の一言の声で被害者の方々が心に傷を負う。被害者に寄り添えるような警察官になりたい」

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