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梅雨前線活発 「海洋熱波」で雨量増加

社会

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 梅雨前線の影響で、広い範囲で雨が降った14日の日本列島。

 被害をもたらす豪雨。海面水温が影響していることが分かってきました。

 おととし9月に千葉県や茨城県などで線状降水帯が発生し、各地で川の氾濫や土砂災害が相次いだ記録的な大雨。

 立正大学の平田英隆准教授らの研究チームが大雨の原因を分析したところ、海面水温が数日以上極端に高くなる「海洋熱波」の影響で雨量が大幅に増えたことが分かりました。

平田准教授 「海洋熱波が発生すると、海から大気への水蒸気や熱の供給が増加する。水蒸気は雨のもとなので強い雨になり、温度の分布によって雨が集中する場所も変わる」

 これからのシーズンも警戒が必要です。

「直近の海面水温を見ると(西日本の南などで)海洋熱波が起きている状態。(梅雨の時期なので)海洋熱波の影響で雨量の増加は十分考えられる」

(「グッド!モーニング」2025年6月15日放送分より)

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