梅雨前線の影響で九州で大雨となっています。九州北部では線状降水帯が発生し、災害の危険度が急激に高まる恐れがあります。
(内原健文アナウンサー報告) 熊本県北部の山鹿市です。断続的に雨が降っていて強くなったり弱くなったりを繰り返しています。
熊本県内では山鹿市を含む4つの市と町に大雨警報が出されています。
8日の降り始めからの雨量は阿蘇市で192ミリ、6つの観測地点で150ミリを超えていて山鹿市でも162ミリとなっています。
こちらには一級河川の菊池川です。この雨の影響で茶色く濁り流れが少し早くなっています。警察が警戒する様子もうかがえます。
ただ、橋脚を見てみるとまだ水位がそれほど上がっていません。
また、阿蘇市では午前5時40分ごろにトラックの後輪が陥没した穴に落ちました。
阿蘇市によりますと、雨の影響で道路が陥没した可能性があるとみて、原因の調査と復旧工事を進めています。
このあとも雨は降り続く見通しです。厳重な警戒を続けてください。