長野県大町市の山林でタケノコ採りの男性2人がクマに襲われ、40代の男性が死亡しました。市はこれを受け「クマ出没警戒情報」を出しています。
警察によりますと、22日午前10時前、長野県大町市八坂の山林で40代と70代の男性2人がクマに襲われました。
このうち、佐藤卓樹さん（46）が顔をひっかかれるなどして死亡。
知人の70歳の男性は右ひじをかまれ軽傷とみられます。
クマは成獣とみられ、警察や市の職員などが捜索しましたが見つかっていません。
市は「クマ出没警戒警報」を出し、地元猟友会と市の職員が現場近くに檻を設置しました。
長野県内では長野、北信、北アルプス、木曽地域に「ツキノワグマ出没注意報」が出されています。
