大阪・関西万博で大屋根リングを設計・監修した建築家、藤本壮介さんの初の大規模個展が2日から始まります。
東京・森美術館で開かれるのは「藤本壮介の建築:原初・未来・森」です。
東日本大震災20年後の2031年に仙台市に竣工(しゅんこう)予定の音楽ホールを備えた複合施設や万博の大屋根リングの大型模型などが展示されます。
大屋根リングを巡っては、閉幕後に人が登れる状態で北東のおよそ200メートルか南側のおよそ350メートルを残す方向で検討されています。
建築家 藤本壮介氏 「円というのは調和だったり循環だったり、それから一つというこの感覚ですよね。リングがぶつ切れになるのはもったいない。リング状に残してほしいというのがあります」
展覧会は2日から11月9日まで開催されます。