ウクライナのゼレンスキー大統領が4日、アメリカのトランプ大統領と電話会談した後、「ウクライナの防空能力の強化に向けて協力することで合意した」と明かしました。
4日、ウクライナのゼレンスキー大統領とアメリカのトランプ大統領が電話会談しました。
アメリカが防空ミサイルなど一部の兵器のウクライナへの供与を突如停止したことなどについて議論が交わされたものとみられます。
ゼレンスキー大統領は会談後、SNSで「非常に重要で実り多い会話だった。ロシアによる空爆や前線の状況を話し合った」と発信しました。
そのうえで、「我々の防空能力の強化に向けて協力することで合意した」と明かしました。
ウクライナ軍によりますと、ロシア軍は3日夜から4日朝にかけて、ウクライナの首都キーウを主な標的にして539機の無人機と11発のミサイルを発射し、少なくとも23人がけがをしました。
トランプ大統領は3日、ロシアのプーチン大統領とも電話会談し、「何の進展もなかった」と述べてました。