台湾では、参議院選挙の結果を巡って研究者が集まり、自民党の大敗や参政党の躍進について分析しました。
台北市では21日に「日本研究学会」の大学教授らが、自民党の敗因などを議論しました。
消費減税やコメの価格などの争点で、有権者が政権に満足していないことを挙げる一方、「与党は過半数を失ったものの、議席数は予想よりも良かった」「1人区で野党が候補を一本化できなかったのが要因」といった指摘が出ました。
参政党については…。
日本研究学会 郭育仁理事 「参政党は今回14議席を獲得した。新しい政党としては非常に素晴らしい。ただこれは短期的な現象だと思う」
党の勢いが続くかを疑問視する意見が出たほか、「日本経済の厳しい状況のもとで生じた社会現象だ」とする分析もありました。