7月に就任したばかりの韓国の趙顕(チョ・ヒョン)外相が来日し、対面では初となる日韓外相会談が行われました。
岩屋外務大臣 「外交部長官就任後に最初の訪問国として訪日され、じっくりお話できる機会を得たことを大変、うれしく思います」
会談は夕食会を含めて約2時間行われました。
両外相は北朝鮮による核・ミサイル開発やロシアとの軍事協力に対して日韓、日米韓で緊密に連携して対応することで一致しました。
また、国交正常化60周年を迎え国民の交流が進んでいることを歓迎しました。
趙顕外相は日韓関係を「未来志向的に発展させていきたい」と述べたうえで、李在明(イ・ジェミョン)大統領が首脳同士が相互訪問するシャトル外交に前向きであることを伝えました。
6月に行われた日韓首脳会談でも首脳間のシャトル外交を行う方向で一致しています。