福岡県で線状降水帯が発生し、非常に危険な大雨となっています。
■1時間100mm超の猛烈な雨
側溝から水が勢いよく吹き出し、恐怖を感じて道を進むのをためらうドライバー。
9日の夜から日付をまたいで、九州北部では猛烈な雨が降りました。
西日本に停滞する前線に向かって非常に湿った空気が流れ込んでいます。
昨晩から10日未明にかけて福岡県で線状降水帯が発生しました。福岡市の北にある新宮町や福津市では1時間に100ミリ以上の猛烈な雨が降ったとみられ、記録的短時間大雨情報が発表されました。
福岡県北部の直方市で、10日午前0時すぎに撮影された映像です。大きな雨粒がまるでフロントガラスに襲い掛かってくるような激しさです。
運転手 「ワイパーを全開にしても視界が悪く、数十メートル先がなかなか見えない状況だったので運転するのが怖いくらい。急にザーと降ったり止まったりを繰り返していた。雷も結構鳴っていたので」
福岡市や北九州市をはじめ、福岡県の多くの市や町に土砂災害警戒情報が出されました。
JR西日本とJR東海は10日の山陽新幹線の運行について、状況次第で行き先変更や運転見合わせをする可能性があると発表しました。
（「グッド！モーニング」2025年8月10日放送分より）
