日本製鉄が総額約2兆円で完全子会社化したアメリカ鉄鋼大手「USスチール」の大規模工場で爆発が起き、2人が死亡、10人がけがをしました。
ペンシルベニア州ピッツバーグ近郊にあるUSスチールの工場で11日、爆発がありました。
この事故で作業員らががれきの下敷きになるなどして2人が死亡、10人が負傷しました。
現場近くにいた人は、爆発は落雷のような衝撃で周囲の建物が揺れるほどだったと語っています。
USスチールによりますと、爆発の原因はまだ分かっていないということです。
この工場では石炭を高温処理して製鉄に欠かせない燃料のコークスを製造しています。
コークス製造工場としては北米最大で、約1400人が勤務しているということです。