神奈川県教育委員会は教え子の女子高校生にみだらな行為をしたとして20代の男性教諭を懲戒免職にするなど、合わせて2人の教諭の処分を発表しました。
県の教育委員会によりますと、理科を担当する20代の男性教諭は6月、勤務先の県立高校で教え子の女子生徒にみだらな行為をしたとして今月4日付で懲戒免職となりました。
女性生徒が他の教諭に相談したことで発覚しました。
県の調査に対し、男性教諭は「選択科目について相談に乗っているうちに発展した」などと説明しているということです。
また、教育委員会は6月から7月の間に商業施設のエスカレーターで女性のスカートの中を盗撮したとして、県立高校に勤務する50代の男性教諭も懲戒免職としました。
男性教諭は「悪いことをした気持ちによる高揚感がきっかけだった」と話しているということです。
教育委員会は「被害者、県民の皆様に心からおわび申し上げます。一人ひとりが強い危機意識を持ち、自分ごととして不祥事防止に取り組むよう指導を徹底して参ります」とコメントしています。
