獣医師でないのに診療行為を行ったとして、香川県丸亀市山北町の会社役員の女(60)が4日、獣医師法違反の疑いで逮捕されました。
警察によりますと、女は獣医師でないのに2024年8月8日、経営するペットショップで犬1匹に分娩誘発剤を注射し、飼育動物の診療業務を行った疑いです。
2024年6月、「違反をしているペットショップがある」と情報提供があり、警察が捜査していました。
警察の調べに対して女は「注射したことに間違いありません」と容疑を認めているということです。
分娩誘発剤は、医師の処方が必要な医薬品だということです。警察では、女がペットショップで飼育している血統書付きの犬に誘発剤を注射し、犬を増やそうとしていたとみています。また余罪についても調べています。