ロシア軍の多数のドローンがポーランド領空に侵入した事案を受け、林官房長官はロシアに対して「強い懸念」を示しました。
林官房長官 「今般の事案が地域の情勢に与え得る影響を踏まえ、重大な関心を持って注視しており、事態のエスカレーションを招き得るロシアの行動に対して強い懸念を有しております」
林長官はNATO(北大西洋条約機構)が事実関係の確認などを行っているとしたうえで、ヨーロッパをはじめ、「各国と緊密に連携する」と述べました。
ポーランドのトゥスク首相は10日、19機のドローンが領内に侵入し4機を撃墜したと発表し、NATO加盟国の安全が脅かされた場合に適用されるNATO条約第4条に基づく緊急協議を要請しました。