JA香川県がブランド化に取り組み、高松市を中心に栽培されているかんきつ類、さぬきグリーン「璃(り)の香(か)」の出荷が最盛期を迎えています。
「璃の香」は、リスボンレモンと日向夏を交配してできた品種です。果肉や果汁が多く、まろやかな酸味と豊かな香りが特徴です。レモンと同じように果汁を搾り、料理のアクセントとして使われています。うどんの出汁やそうめんのつゆ、ビールに加えてもおいしいそうです。
香川県では、果皮が黄色に色付く前、緑色の状態で収穫し、県内や京浜・京阪神方面などに出荷しています。2025年は梅雨明けに猛暑が続いて生育が心配されていましたが、生産者の徹底した管理(水やりなど)で良い仕上がりとなりました。8月中旬から9月下旬まで約35tの出荷を予定しています。