警察官を名乗る男 「クレジットカードに被害届ということで何点か質問をしています」
電話を掛けてきたのは偽警察官。「北海道警の狭山」だと名乗りました。受けたのは50代の本物の男性警察官です。
“本物”と“偽物”の攻防の一部始終が録音されていました。
警察官を名乗る男 「身分証明書などをなくしてしまったこと、落としてしまったことありますか?」
50代警察官 「身分証明書はない。私自身はない」
偽警察官は「支払いを免れるために被害届を出す人もいる」などと言い、本人確認を要求しました。
実は男性警察官が普段、担当しているのは詐欺被害の防止を呼び掛けることです。
警察官を名乗る男 「ビデオ通話のアプリで本人確認を行う。身分証の提示のご準備を」
50代警察官 「身分証?私の?あなたが警察官か分からない。自分の身分証明書の前に(あなたのを)確認したい」
男性警察官が偽警察官に求めると…。
警察官を名乗る男 「あなた以外にもたくさん被害者が待っている。あなたの相手ばかりしていられない」
突然、電話が切れました。