日本維新の会が自民党への連立入りを見据えた政策協議で議員定数の削減を掲げていることについて、国民民主党の玉木代表は政治とカネの問題が「置き去りになる」と懸念を示しました。
国民民主党 玉木代表 「これ(議員定数の削減)を掲げたからといって『政治とカネ』の問題が交渉の中で軽視されることがあっては、単なる政権の延命に手を貸すという批判も免れなくなります」
玉木代表は議員定数削減の議論には「意味がある」としつつ、「企業・団体献金を規制していく話とは似ているようで全く違う」「定数の削減の議論にすり替わっていることは理解に苦しむ」と述べました。
そのうえで、これまで企業・団体献金の「禁止」を主張していた維新に対し、「粘り強く自民党に要求してもらいたい」と注文を付けました。
21日召集の臨時国会で行われる総理指名選挙での対応については「玉木雄一郎と書く方針に変わりない」と改めて強調しました。