企業の福利厚生を代行する「ベネフィット・ワン」の社長が社員への不適切な行為で辞任することになりました。
ベネフィット・ワンの白石徳生社長は社内の懇親会でコンプライアンス違反にあたるハラスメント行為があったと会社側から認定されました。
これを受け、ベネフィット・ワンの社長と親会社の第一生命ホールディングスの専務の辞任を申し出たということです。
ベネフィット・ワンは「予防できなかった体制上の問題を厳粛に受け止め、再発防止の検討と実効性ある対策を進める」とコメントしました。
社長職の後任は松田清人会長が暫定的に兼務するということです。
第一生命ホールディングスは去年、非保険事業の拡大を目指してベネフィット・ワンを買収しました。