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90年代サラエボ紛争中の“狙撃ツアー” イタリア検察が疑惑の捜査開始

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 イタリア・ミラノの検察は、1990年代のボスニア紛争で、イタリア人を含む富裕層がツアーとして訪れ民間人に発砲していたとされる疑惑について、本格的な捜査を開始しました。

 1992年に始まったボスニア・ヘルツェゴビナ紛争では、住民の大量虐殺が行われ、3年半で20万人が死亡したとされています。

 イタリアメディアによりますと、イタリア人を含む西側諸国の富裕層らがセルビア人勢力の兵士に多額の金銭を払い、娯楽目的で住民に無差別に発砲していたとされています。

 ミラノ検察は殺人の疑いで事件に関わった人物への捜査に着手したということです。

 「狙撃ツアー」と呼ばれる残忍な行為の解明を目指すものだとしています。

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