岡山県津山市の美作大学の公立化について有識者が検討し、谷口市長に報告しました。
有識者検討会議の西山修会長が津山市の谷口圭三市長に報告書を提出しました。
津山市北園町の美作大学は志願者数の減少で存続が危ぶまれるとして市に公立化を要望。市が検討を進めています。
検討会議の報告書では、公立化のメリットとして、学費が安くなることや大学の知名度が上がることで学生確保の可能性が大幅に高まることなどを挙げています。
これに対し、公立化すると将来、校舎を建て替えるなどの際、費用を市が負担しなければならないリスクがあるとしています。
市は報告を踏まえ2025年度中に公立化について方向性を出すとしています。
(津山市/谷口圭三 市長)
「地域にとって大学がどういう役割を果しているのか真摯に検討させていただきながらですね、適切に判断をしてまいりたいとこのように考えております」