高松市と坂出市のコンビニエンスストアで約1カ月の間に相次いで起きた強盗と強盗未遂事件の初公判が13日、高松地裁で開かれ、被告の男は起訴内容を認めました。
起訴状などによりますと、高松市に住む無職の男(37)は2025年7月、高松市のコンビニで男性店員に包丁を突きつけて脅し現金約13万円を奪ったとされています。
また、9月には約5キロ離れた坂出市のコンビニに押し入り同じ手口で店長の男性から現金を奪おうとした罪にも問われています。新聞配達員が店に入ってきたため何も取らずに逃げました。
13日の初公判で、被告の男は起訴内容を認めました。
検察側の冒頭陳述によると、被告は過去に借金が発覚したことから給与に加えて毎月10万円を妻に渡す約束をしていましたがほとんどアルバイトをせず、借金をしてパチンコなどで増やす自転車操業状態に…。妻に渡す金を確保するため犯行に及びましたが、翌月には再び金に困って2度目の犯行に至ったということです。
次回の公判は12月23日に開かれます。