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“不漁一転”カツオ豊漁なぜ? 旬の岩ガキは特大サイズ

経済

 去年、記録的な不漁だった東北のカツオが豊漁です。水揚げ日本一奪還へ気仙沼が沸くなか、旬を迎えた岩ガキも今年は特大サイズになっています。

■旬の「岩ガキ」今年は特大

 初夏に旬を迎えた岩ガキ。大きくてぷりぷりです。

 大分県佐伯市の岩ガキは、普通の岩ガキと比べ、大粒で濃厚、クリーミーな味わいになるのが特徴です。

丸二水産 橋本正恵さん 「あくまで天然もの」 「(Q.大きい?)まだこれは小さい。1キロを超えるものもある」

 大きく見えますが、まだ小さいほうだといいます。

 日豊海岸では、初夏から食べごろの岩ガキ前線が北上し、今は佐伯市で最高潮を迎えます。

 生はもちろん、チーズを乗せて焼いても、カキフライも食べ応えがあります。

丸二水産 橋本正恵さん 「身入りが良い。特に良い。持った時にずっしりする。海に力がある。ここの西野浦の湾は」

 なぜ佐伯市のカキが大きいのでしょうか。

東京海洋大学講師 ながさき一生さん 「リアス海岸が広がっている地域で、陸地から流れた栄養がたまりやすい。そこに生息する生物は栄養が高い状態で育つので、身入りがよくなったり大きくなったりしやすい。去年黒潮大蛇行が終わって、黒潮が近くを流れることによって、より多くの栄養が流れ込むようになった可能性がある」

■なぜ?不漁一転“カツオ豊漁”

 そして今が旬の初ガツオも…。ベルトコンベアを埋め尽くします。

 豊漁に、漁業関係者もにっこりです。

(株)磯屋水産 安藤竜司代表取締役 「今年は間違いなく奪還します。日本一」

 28年連続水揚げ日本一を誇る気仙沼市ですが、去年は不漁のため、日本一の座を千葉県勝浦市に明け渡しました。

 去年の映像を見ると、ベルトコンベアはスカスカでした。しかし2日朝は…ベルトコンベアからはみ出さんばかりです。

 今年は1日までにすでに去年1年間の水揚げ量を超え、およそ6800トンに上っています。

 豊漁になっている理由を宮城県水産技術総合センターに聞くと、去年は日本へのカツオの回遊が少なかったものの、今年は例年並みになっているそうです。

 ただ、カツオが来る年と来ない年があることについては、その生態は解明されていないということです。

 市場では、客が片手にカツオを4パックも抱えています。

 2日、店頭のカツオは1本1500円です。価格は例年と比べ、2割ほど安くなっているそうです。

客 「(Q.食べ方は何が良い?)一番は刺し身でしょうね。夕べはなめろうにして食べました。親戚は家族が多いので一晩でなくなるんじゃないかと」

 昼時のすし店は、観光客が舌鼓。

神奈川県から来た客 「やわらかいです。もっとモチモチした感じかと思っていたんですけど、意外とさっぱりしていますね」 「生臭くないんですよね。カツオのうま味だけシンプルに味わえる」

 すしも刺身も、鮮度抜群です。

神奈川県から来た客 「たまたまですけどカツオが今旬だということで。もちろんフカヒレもおいしいですけど、それ以上に身がぷりぷりで、うれしいサプライズ」 「カツオがそんなに取れているのは初めて知りました」

 去年は「魚がいないという状況ですね」と話していた漁業関係者の表情も変わったように見えます。

気仙沼漁業協同組合 臼井靖専務 「震災の年も日本一を続けていたのでこの地域にとっては主要な魚種。カツオが去年ちょっと不漁で地域は元気なかったんですけども、今年はカツオが戻ってきて、地域も元気が出ているなと」

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