岡山県教育委員会が実施した部活動の移動実態の調査で、学校の依頼で保護者が他の生徒を乗せて車で送迎する事例が「ある」と答えた学校が24校あったことが分かりました。
2026年5月、部活動の遠征中の高校生らが死傷した福島県でのバス事故を受けて、岡山県教育委員会が2025年4月以降の部活動の生徒の移動に関する実態調査をしました。
対象は県立学校69校で保護者による送迎を把握している学校は57校でした。このうち、学校が依頼して保護者が運転する車に他の生徒を乗せて移動していた学校が24校あることが分かりました。
高校生の遠征について県教委は原則として公共交通機関を利用するよう呼び掛けています。
また、2025年度、県立学校が貸し切りバスを1226件利用していて、このうち教職員が同乗していなかったケースが164件あったということです。
アンケート結果はKSBが情報公開請求して分かったもので、岡山県教委は「国の動きも踏まえて安全確保に向けた対応を検討していきたい」としています。
文部科学省と国土交通省は安全確保策をまとめ、教育課程外の部活動などでは「地域の実情も踏まえ、公共交通機関などの利用も含めて検討することが重要」などとする通知を30日、全国の教育委員会などに出しています。