第2次改造内閣を発足させた高市総理大臣。骨格を維持した一方で、裏金問題で不記載があった議員を初めて起用しました。狙いと本音を取材しました。
■ライバル留任のなか 林氏退任
今回の改造で閣僚19人中、初入閣は7人です。当日まで全容が見えない、謎に包まれた改造でした。
財務大臣留任 片山さつき氏(67) 「『やってね!』と言われましたので、『はい』と答えました」
経済安全保障担当大臣留任 小野田紀美氏(43) 「政権全体の方向性を新しい大臣がしっかりと続いてくれることを願っております」
退任のあいさつに臨んだ経済安保担当の小野田大臣。
小野田紀美氏 「ありがとうございました」 記者 「またよろしくお願いします」
「また」と言われ、驚いた表情を見せましたが、留任です。
最後の臨時閣議で高市総理と笑顔で話す赤沢経済産業大臣と小泉防衛大臣、この2人は留任でした。
他に去年の総裁選挙で争ったライバルのうち、茂木外務大臣も留任しましたが、総務大臣を務めた林氏は、唯一退任しました。
総務大臣退任 林芳正氏(65) 「(Q.後ろ髪を引かれる気持ち強い?)後ろ髪はあまりないものですから」
後任は初入閣の藤井比早之氏(55)です。
■「役職アンケート」で閣僚抜擢?
今回、高市総理は改造前に「役職希望アンケート」を実施しましたが、藤井氏は16日、総理と電話で話したそうです。
総務大臣 藤井比早之氏 「『よく読ませていただきました』と。『思いは一緒なので、しっかりと頑張って下さい』と」
他にもアンケートに書いて、実現した人がいます。
復興大臣 細野豪志氏(55) 「総理からは『希望した役割なのでしっかりやるように』と指示があった」
復興大臣には細野氏が起用されました。細野氏は、民主党政権時代に原発担当大臣でした。
復興大臣 細野豪志氏 「事故担当の責任者をやったので、その役割を担った人間の責任だと」
また、今回の改造から閣内協力の形を取る日本維新の会からは、中司宏前幹事長(70)が入閣。ポストは規制改革担当大臣となりました。
規制改革担当大臣 中司宏氏 「維新として初めてのことでありますので、責任重大だと」
■狙いは?不記載議員を初起用
今回の人事では「実力主義」を掲げている高市総理ですが、事件後、初めて裏金問題で不記載があった議員が入閣しました。
党から処分を受けた簗和生議員(47)は農水大臣に。旧安倍派の関芳弘元経済産業副大臣(61)は文部科学大臣。
文部科学大臣 関芳弘氏 「(Q.(不記載問題)説明責任は十分に果たしたか?)責任は一生つきまとうものでございますので、また問い合わせがある際には改めて答えていかないといけない。ずっと一生続くと思います」