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神奈川県警トップの本部長が謝罪 回収免許証の不正利用問題「早急に事実関係を解明」

社会

 神奈川県警が運転免許証の更新に伴って回収した古い免許証を不適正に取り扱っていた問題で、県警本部長が「県民の皆様にご心配をお掛けしている」と謝罪しました。

 8月、保土ケ谷警察署の警備課に所属する巡査長の男性が同僚と店で飲を酒んだ後、リュックサックに入れていた失効済みの免許証およそ30枚を駅構内に置き忘れ、一時紛失しました。

 神奈川県警が調査したところ、男性は別の警察署の警備課で勤務していた時に、交通課員から失効した免許証をすべて引き渡され、個人情報を利用していたことが分かりました。

 神奈川県警ではこれまで、更新などで回収した古い免許証について「速やかに幹部立ち合いのもと裁断」するよう交通部が指導していました。

 しかし、警備部門が対象者の顔写真などの情報を集めようとしていたということです。

 免許証の不適正な取り扱いは少なくとも30年ほど前から複数の警察署で行われていたとみられていて、「長年の慣習」になっていた可能性があるということです。

 神奈川県警の今村剛本部長は28日の定例記者会見で、「県民の皆様にご心配をおかけしていることにつきまして、おわびを申し上げます」と謝罪しました。

 「早急に事実関係を解明するとともに、必要な是正措置や再発防止措置を講じてまいります」としています。

 個人情報保護法に抵触する可能性が高いことから、警察庁は先月、「調査・指導チーム」を設置し、神奈川県警を含む全国の警察に対して調査を開始しています。

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