日本列島に太古から生息する生きた化石「カブトガニ」の〝ディープ”な魅力に迫る企画展が、岡山市北区の「人と科学の未来館サイピア」で開かれています。期間は10月10日~11月23日です。
カブトガニは、約2億年前からほぼ姿を変えていないため「生きた化石」とも呼ばれ、岡山県の笠岡市は繁殖地として知られています。
会場には、「1円玉サイズ」のカブトガニの子どもの生体もいて、眺めていると小さな命に愛情がわいてきます。
また、世界に生息するカブトガニ(全4種)のはく製が勢ぞろいし、太古の海に生息した世界中のカブトガニに、思いを馳せることができます。
4種とは、日本に生息するカブトガニ、メキシコ湾を含む北西洋・大西洋の沿岸に分布するアメリカカブトガニ、東南アジアに分布するマルオカブトガニ、ミナミカブトガニです。
ちなみに、日本のカブトガニには尾剣(しっぽ)の付け根に3つのトゲがあり、他種と識別できるということです。このディープな識別の世界を、会場で体験してみてください。
このほか、カブトガニの脱皮殻も、数ミリから生体手前のものまで10段階以上が展示され、じっくり見比べて観察することができます。
展示は、岡山を代表する節足動物のカブトガニを深く知ってもらい、愛を感じてもらおうと、笠岡市立カブトガニ博物館、岡山@生き物係、岡山淡水魚研究会の協力を得て、サイピアが企画したものです。