香川県三豊市の離島・粟島で、アサガオを通じて地域のつながりを深めるイベントが行われました。
人口120人ほどの島に、全国から約70人が集まりました。
三豊市の粟島にあるアート施設「粟島芸術家村」で10月10日に行われた、「明後日朝顔プロジェクト」のイベントです。
このプロジェクトは、東京藝術大学の学長で芸術家の日比野克彦さんを中心に2003年から行っているもので、新潟や愛知、熊本など全国27カ所で展開しています。
地域の人々がアサガオを育て、収穫した種を別の地域へ届けることで、地域同士のつながりを生み出す取り組みです。
粟島は5年前から参加し、粟島芸術家村のグラウンドで島民やボランティアが心を込めて育てています。
(粟島のメンバー)
「私は高校生のときに粟島を初めて訪れて、そのときに皆さんにもお渡ししたアサガオの種をもらいました」
年に一度開催される「全国会議」では、各地域がそれぞれ模造紙に1年間の活動をまとめ、どんな交流や苦労があったかなどを5分間でプレゼンします。
参加者の心に最も響いたアサガオの「種」に投票し、多数決で優勝が決まります。
前回優勝した粟島が開催地となった2026年の大会は、20年間の取り組みや被災した石川県能登地域との交流などについて発表した金沢が優勝しました。
(埼玉県から参加[3度目の来島])
「一年かけてのみんなの思いが詰まった発表なので、笑いあり涙ありでとても楽しかったです」
(新潟県から参加)
「新潟にも『粟島』があって違う粟島に行ってみようかなと思って来て。すごく明るくてあたたかくてとても良いところですね」
2日間島に滞在した参加者らは、最後まで島の人たちと過ごす時間を楽しみました。
粟島にあるアサガオの種は、毎週土曜日の粟島芸術家村の開館日に誰でも持ち帰ることができます。