11月22日の「いい夫婦の日」にちなんで、仲良し夫婦の代名詞になっている「オシドリ」を観察してきました。
冬の訪れを告げるオシドリは、色鮮やかなカモのなかま。派手な方がオス。地味な方がメスです。仲むつまじい姿は「おしどり夫婦」の言葉の由来になっています。 映像は餌付けが行なわれている鳥取県日野川の観察小屋でのもの。オシドリは本来とても警戒心が強く近づくのが難しい鳥です。
21日、オシドリを撮影するため、県中部へ向かいました。
(記者) 「木陰に結構な数が群れています。撮影に行きます!…が、逃げられてしまいました。カメラマンがセットしていた間に…ワーッと…」
かなり警戒心が強いです。脅かさないようジワりジワり近づきます。
まずはやや遠くから撮影しました。もう少し近づくため河川敷へ下ります。オシドリを脅かさないよう、河原で岩のように動かずオシドリが来るのを待つことに。
待つこと約1時間半、オシドリがようやくやってきました。
オスは冬になるとつがいを形成します。複数のオスがメスを取り巻いています。オスは美しい羽を見せつけメスに求愛します。メスはオスの羽の色つやなどでパートナーを選ぶといわれます。イチョウの葉の形をしたイチョウ羽という羽がオスの特徴です。 つがいになるのはこれから。おしどり夫婦の姿が見られるのは少し先のようです。