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手打ちうどんを福祉に生かす 専門学校でユニーク授業 香川・高松市

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 「うどん県」ならではの取り組みです。香川県高松市の専門学校で「手打ちうどん」を使ったユニークな授業が行われました。

 四国医療福祉専門学校の生徒25人が体験したのは、「手打ちうどん」を作るレクリエーションの授業です。

 この「うどんレク」は、香川県や海外でうどん店を展開するウエストフードプランニングが高齢者の健康づくりに役立てようと、企画しました。これまでは介護施設などで行っていて、学校の授業に取り入れたのは今回が初めてです。

 「元気玉」と呼ばれるオリジナルの生地でうどんを作り、楽しみながら体を動かします。

 生地をのばす作業は座ったまま無理なく行え、また、どうしたら細かく切れるか頭を働かすこともレクリエーションになっています。

(ウエストフードプランニング/山本直紀 さん)  「ビフォーアフターで終わった時には(高齢者が)笑顔になる。これは実感いただけます。みなさんを明るく元気にしたいという思いでやっています。」

 40分ほどで、熱々のうどんができあがりました。みんなで取り組むことで自然と笑顔が生まれ、会話も弾みます。

(生徒は―)  「お年寄りにとって何が必要かよく分かるレクリエーションでした。」  「自分もこういう職業についたら、今行ったことを生かしたいと思います。」

(四国医療福祉専門学校/森国夫 校長)  「彼らはやがて介護の現場で支援者となるわけですから、自分が体験したうえでこんな声かけしたら嬉しいだろうな…とかそういうことを身に着けてほしい。」

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