明治時代に瀬戸大橋構想を提唱した政治家、大久保諶之丞を紹介する展示会が香川県高松市で開かれています。
瀬戸大橋開通30周年に合わせて香川県立ミュージアムが開いたものです。 大久保諶之丞は現在の三豊市財田町出身で瀬戸大橋の構想を最初に提唱した人物です。明治22年、1889年の讃岐鉄道の開業式で四国内をつなぐ鉄道網が地域を豊かにすることや、その先の瀬戸大橋の構想を述べていました。
諶之丞は、四国をつなぐ四国新道の建設も実現させました。残された資料から多額の工事費の調達に苦労し工事が難航した様子がうかがえます。
大久保諶之丞の展示会は香川県立ミュージアムで4月22日まで開かれています。