この春、玉野商業高校から校名が変わった岡山県の玉野商工高校で記念式典が開かれました。
式には玉野市の黒田晋市長やビジネス情報科の2、3年生の約280人が出席しました。 これまで玉野商業はビジネス情報科のみでしたが、今年度から機械科が新たに加わり玉野商工と名前を変えました。
10日が入学式で、機械科の1年生32人を含む142人が入学します。機械科では、工作機械の操作や工業製品の設計・製作ができる技術者を育てます。機械科の開設には、「企業版ふるさと納税」で地元の企業が寄付した5200万円が使われています。 三井E&Sホールディングス、旧三井造船玉野事業所に整備した実習場でも授業が行われます。
(玉野市/黒田晋 市長) 「玉野に残っていただける、あるいは玉野に新たな人材を呼び込めるという意味では、非常にいろんな可能性を秘めた機械科のスタートになるだろうなと思っています」