香川県東かがわ市では、地面を覆いつくすように咲くシバザクラが間もなく見頃を迎えます。
山の斜面一帯に広がる美しいピンク色。東かがわ市帰来の私設公園では、シバザクラがもうすぐ見頃を迎えます。 もともとはクリ林だった畑や山の斜面を、土地を所有する森本芳明さんが整備し、12年前に3500平方メートルにシバザクラを植え始めました。 三角形の小高い山を富士山のように見立て、「芝桜富士」と呼んでいます。
(辻紗樹リポート) 「上へと続く道の途中には6合目、そして7合目と書かれた看板が置いてあります。まるで本物の登山のようですね。山頂目指して登っていきます」
「山頂に到着しました~!気持ちがいい!目の前には美しいシバザクラ。そして奥には瀬戸内海も一緒に眺めることができます。これはここまで上がってくる価値がある景色ですね」
今年は3月に入り気温が高い日が続いたため、シバザクラの開花が例年より1週間ほど早まっています。
(所有者/森本芳明 さん) 「おととし、非常に日照りが続きまして去年の春に約6割ほど枯れまして、その反動といいますか、一生懸命秋から冬まで頑張りまして今を迎えています。過去になく最高の出来になっています」
東かがわ市の芝桜富士は、今週末には見ごろを迎えるということです。