東かがわ市では地面を覆いつくすように咲くシバザクラが見頃を迎えています。
(瀧川奈津希リポート)
「ふもとでは、パキっとした濃いピンク色の花が咲いていますが、見上げるとグラデーションになっていて山頂では白く花が咲いています。この白は本当の富士山のように雪を表現しているということです」
名前は「芝桜富士」。もともと栗林だった斜面を、ここを所有している森本芳明さん一家が18年前に整備し始め、2024年は4800平方メートルに13万株のシバザクラが咲き誇っています。
標高46.5mの頂上からは瀬戸内海を一望することもできます。また、サクラも美しく咲いていてシバザクラとの競演も見どころです。
(訪れた人は―)
「初めてでびっくりしました。上と下にあるのがすごいなと。『春だな』とぽかぽかした気持ちになります」
さらに、2024年は花以外も楽しんでもらえるようにと新たにブランコを設置しました。
(訪れた人は―)
「3年前から(子どもが)毎年お腹にいるときから順番順番でようやく一緒に来れたね。寝てしまった。いいにおいがしてるしね、お花の。気持ちいいよなあ」
入園料は中学生以上が400円です。
見頃は4月25日ごろまで続きそうだということです。