メークで全国1位を目指します。化粧品専門店のスタッフがメーキャップ技術を競う大会が、香川県高松市で行われました。
高松市の資生堂香川オフィスで行われた、コスメティック甲子園の香川・徳島エリア大会です。
全国約500店舗の化粧品専門店が加入し、勉強会を行うグループ「NCC」が主催したもので今年で6回目です。
化粧品専門店のスタッフが「選手」として、制限時間45分以内にモデルにメーキャップを施し、その技術を競います。31日は12人が出場しました。
(佐田志歩リポート) 「選手とメークをされるモデルは、きょうが初対面です。実際の接客と同じように、初対面の人の魅力をどれだけ引き出せるかが大きなポイントになります」
例えば、ベースメークでは、かわいらしい印象にするには薄くツヤ感のある塗り方に、かっこよく見せるにはきっちり塗って、光沢をおさえたマットな仕上がりにするなど印象を変えることができます。
他にも、目元やチークなどパーツごとの仕上がりやモデルに気配りができているか、姿勢が良いかなども審査基準です。
審査は、資生堂の教育担当の社員など5人の審査員が行いました。優秀賞・最優秀賞に選ばれた3人は、6月に広島で行われる中四国エリア大会に出場し、8月に東京で行われる本大会を目指します。
(最優秀賞 琴平町の大西化粧品/赤松仁美 さん) 「まさか自分が選ばれるとは思っていなかったので、すごいびっくりしています。まだちょっとよくわかりません。(今後は)お客様の要望に合わせたその方のお顔立ちとかに合わせたメークを、お客様の方にもしていきたいと思います」