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豊島産廃処分場跡の土壌洗浄 ダイオキシンの管理目標見直しに住民が反発

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 香川県豊島の産業廃棄物処分場跡地の土壌汚染の洗浄で、ダイオキシンの濃度が県の目標値をクリアできていない問題です。住民は県の対応に反発し、あくまで目標値を守るよう強く要望しました。

 技術の専門家や豊島の住民らが出席して、処分場跡地の汚水処理などについて検討する会が22日、高松市で開かれました。

 この中で、跡地に残る油混じりの土壌の洗浄について、ダイオキシンの濃度が、県が示した管理目標「1グラム当たり250ピコグラムTEQ」をクリアできていない問題が取り上げられました。    県は、すでに技術の専門家らに対し、目標がクリアできないので、土壌汚染の国の基準である「1グラム当たり1000ピコグラムTEQ」に目標を見直してもらうよう求めていて、専門家らの了承を得ています。

 これに対して豊島の住民は、事前に十分な説明もなく勝手に決めたもので、到底受け入れられないと強く反発しました。

(廃棄物対策豊島住民会議/三宅忠治 議長) 「ここまで頑張って来て、豊島に、ダイオキシンを先生方が決めた以上の数字での残すということは、豊島は絶対認められない」

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