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香川・豊島の産廃処分地で進む地下水の浄化作業 有識者らが進捗や達成基準を話し合う

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 香川県が豊島の産業廃棄物処分地で進めている地下水の浄化作業について、有識者らが進捗や達成基準を話し合いました。

 高松市で開かれた対策検討会には、環境や地盤などの専門家5人と、県、豊島住民、浄化作業に携わる事業者など約30人が出席しました。

 豊島に不法投棄された産廃は2019年7月に島から完全撤去されました。しかし、処分地の地下水は高い濃度で汚染されていて、県が2019年7月から化学薬品を使うなどして浄化作業を行っています。

 12日は高濃度汚染地区以外の27区域で行った水質調査の結果、10の区域でベンゼンやジオキサンなどが基準値を超えていたことが報告されました。また、目標としている2023年3月末までの処理完了に向け、処分地全域で達成すべき排水基準をどう判断するかについて議論しました。

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