久しぶりの水遊びです。被災地の子どもたちに思い切り身体を動かしてリフレッシュしてもらおうと、アーティスティック・スイミングの元選手奥野史子さんらが子どもたちをプールに招待しました。
岡山県瀬戸内市邑久町のプールに招待されたのは、倉敷市真備町、矢掛町、井原市の3つの地域で今なお避難生活を送る小学生13人です。
バルセロナオリンピックの銅メダリスト・奥野史子さんが選手時代の技を披露すると、子どもたちは拍手を送っていました。
20日は約1時間、子どもたちと一緒に音に合わせて踊ったりして楽しみました。
(参加した子どもは―) 「音楽で振り付けをするところが楽しかったです」 「水が久しぶりに入って冷たかった」
(バルセロナ五輪・銅メダリスト/奥野史子さん) 「なにか色々な思いを持っていると思うんですが、それをスポーツやることによって少し発散できたりしたら、すごく良いなと思ってましたので、きょうはみんなすごく笑顔で見られてほっとしました」
また、岡山県総社市の総社南高校では、今回の豪雨で被災した中高生に向けて学習スペースを開設しています。教室にはペンやノートなどの文房具のほか、寄付された辞書やタオルなども準備されています。
20日も中学生らが真備町からバスなどを使って訪れ、夏休みの宿題などに取り組んでいました。
(利用した生徒は―) 「とても集中できて良いところです」 「クーラー効いてて静かで良い」
学習スペースは、8月31日まで設置されています。