不登校や長期欠席者への支援を話し合う検討委員会が、岡山市で開かれました。
岡山県教育庁が今年から開いているもので、今回が2回目です。
不登校や長期欠席者を支援するため、委員を務める教育の専門家10人から意見を聞きました。
岡山県によりますと、県内の2016年度の不登校は小学生が519人、中学生が1349人、高校生が981人です。そのうち 、小学生の不登校は100人あたり0・51人と全国平均より高い水準です。
県では、今年度末に向けて現場の教員向けのガイドラインを作成予定ですが、委員からは、子どもたちの状態に応じ、具体的にどう対応すべきか分かり易くし、また、学校での早期対応を促すようにしてほしいなどの意見が出ていました。
(岡山県立大学/周防美智子 准教授) 「学校に行きにくくなる前の、対応というところそこに重点を置いていく必要があるのかなというように考えております」