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児童の暴力行為は2015年度の約2倍に 小中学生の不登校は長期化傾向 岡山市教委「危機的な状況」

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 岡山市教育委員会は、暴力行為の防止や長期化傾向にある不登校の解決に今年度重点的に取り組むと発表しました。

(岡山市教育委員会/菅野和良 教育長) 「危機的な状況であると捉えておりますので、この状況を改善するためにはこれまで以上に学校と家庭が一体となって子どもたちに関わっていくと、それが重要であると」

 国が行った調査によりますと、岡山市で2017年度に発生した暴力行為の件数は児童1000人あたり7.2件と、2015年度の約2倍に増えています。

 また、不登校については、小学生の約60パーセントと中学生の約65パーセントが前年度から継続していて、長期化の傾向があるということです。これを受け、岡山市教委は啓発資料を作り今年4月、各家庭に配りました。

 保護者は子どもとのふれあいや生活習慣の改善に、学校は専門家を活用して不登校の解決などに取り組みます。

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